アトピー性皮膚炎を、ステロイドを使わずに治す!完治までの食事療法と自宅ケア

アトピー性皮膚炎をステロイドを極力使わずに改善させるための具体的な食事療法と自宅ケアのまとめ。アトピーが改善したおすすめグッズの口コミ、話題の研究結果についてもシェア。アトピー性皮膚炎に悩んでいる人の参考になれば嬉しいです!! (^o^)/

遺伝子組み換え小麦のウソ・ホント。アトピーへの影響は?

最近、グルテンフリーのブームが来ていますね。

それに伴い、小麦粉が万病の素!!みたいに叩かれまくっていて、ちょっと過激な情報も・・・
もちろん小麦に含まれるグルテン自体が体に良い働きをしてくれるわけではないので、なるべく控えた方がアトピーには良いですが、

ただし、小麦をひたすら悪者扱いするようなネットやブログなどの情報の中には、根拠の無いデマも混じっているようです

今日はタイトルの通り、「遺伝子組み換え」食品への懸念と「遺伝子組み換え小麦」について、リサーチしてみましたので、シェアしたいと思います♪

 

 

1.「遺伝子組み換え食品」の安全性の評価方法

日本の食品の安全性に関することは厚生労働省や農林水産省が管轄しています。
各省庁の機能は下図のようになっています。

遺伝子組み換え農作物の現状について
(農林水産省HPよりキャプチャしました。原文PDF

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厚生労働省のHPでは、遺伝子組み換え食品の安全性やその検査の方法についてこのように発表されています。

1-1. 遺伝子組換え食品の安全性について

(消費者向けパンフレット:平成24年3月改訂)より抜粋

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この説明だと少しわかりにくいのですが、、、

とにかくここでアトピーに関連しそうなのは
遺伝子組み換え品種が②③④の工程において「アレルギーの原因にならないか?」ですね。
そこで厚生労働省で行われているのが、安全性のチェックです。

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この説明でいうと、厚生労働省は「遺伝子組み換え食品を人が食べる事によって体内で起きること」を調査しています。時には必要に応じて動物試験なども行うとのことです。

「遺伝子組み換え食品」のアレルギーの評価方法は以下の通りで、安全基準についてはきちんと確認がなされているようです。

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とはいえ、これは健康な一般人を対象にした喘息やアナフィラキシーショックなどに焦点をあてた「食物アレルギーになるか?ならないか?」という観点のものであることが推測され、
アトピーや花粉症などの持病のある状態の人に対して「アレルギー体質を促進するか?しないか?」という観点のものではないという事を添えておきます。
アトピーや花粉症っていうのは、こういう細かい異質なモノの蓄積だと考えられているからね。

というわけで、この点では「アトピーへの影響はないとは言い切れない」とするのが妥当でしょう。

1-2. 日本の食品安全評価は厳しい?

ちなみに、日本の食品の国際基準は後進的と思われがちです(私も勝手にそう思ってました)やはりヨーロッパなどの医療先進国などに比べると劣るというイメージが強いですよね。
しかし、実はそうではなく、むしろ残留農薬や抗生物質の使用量などのチェックは少なくとも北米地域(アメリカ・カナダ)などよりも厳しいようです。

あと、厳しいといえば日本の薬事法ですね。あれは、消費者の安全を守るという観点よりも、国内製薬会社や官僚の利権がどーだこーだという理由が強いとは言われていますけれど・・・

このあたりはお役所の得意・不得意の分野によりけりなのでしょうか??
お役所の内部はよくわかりません。(==)

ともかく、以下、厚生労働省のHPより抜粋した食品安全性評価に対するルール
これを見る限りでは、そんなに後進的でもない評価基準を採用していると言えます。

〜厚生労働省コラムより抜粋〜

国際的に共通のルール作りが行われています。
食品の国際基準を作っているコーデックス委員会のバイオテクノロジー応用食品特別部会で、2000年から2007年にかけて日本が議長国となり、組換え植物や組換え微生物などの安全性評価ガイドラインを作成しました。
日本における遺伝子組換え食品の安全性評価基準も、この国際基準に沿ったものとなっています。

2.ネットで見かける「あなたは知らないうちに遺伝子組み替え小麦を食べている!」のカラクリ

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私もグルテンフリー生活を心がけているのですが、グルテンフリーや小麦不耐症について調べるうちに、「米国産小麦は「遺伝子組み換え」のものがある」・・という情報をネットで見かけたのがきっかけとなり、遺伝子組み換え小麦に関してリサーチをしました。

だって、パンを見たって小麦を原料とするお菓子を見たって「遺伝子組み換えでない」の表示がどこにもないんです。

とうもろこしや大豆の主原料の製品だったら必ず書いてあるので、知ってはいましたが、クッキーはおろか小麦粉のパックにだってそんな事書いてありません。

だって、もし使っているなら、小麦粉を主原料とした食品なら絶対に表示しなければいけないからです。

そして、リサーチをした結果、遺伝子組み換え小麦が食料として流通しているなんて情報の根拠がどこにもありませんでした

ちなみに、今回リサーチを行った対象は下記です。
●人の食品の安全を管轄する「厚生労働省」
●飼料などの安全を管轄する「農林水産省」
●その他、ネットの情報

お役所のお仕事の内容については正直、疑念を抱いていないとは言えませんが、それでも国の指標となっているのは事実です。

食品の安全についての研究だって最新の筈です。
ちなみに、厚生労働省や農林水産省の発表によると「遺伝子組み換え食品」リストの中に小麦は入っていません

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ですから、普段私たちが食べる小麦には「遺伝子組み換え品種」は入っていないものと分かります。

2-1. 正しい知識と判断は、確かな情報源から

一部のサイトにはこの事を混同して書いていたり、わざと「遺伝子組み換え」と恐怖をあおるようなタイトルを付けておいて、ただの品種改良種について問題提起してる記事も見られました。

品種改良した結果、古代種よりも栄養価が低いだとか体に害があるだとか説明しているんです。ま、品種改良なんてどの作物だって関係あるんですから、品種改良ごときで騒いでたら恐らく現代の食物は何も食べられません。

遺伝仕組み換えと品種改良をごちゃまぜにし、消費者の恐怖心を不要に煽る・・・これが一番問題だと思うのですが、あなたはこれについてどう思いますか??
ま、そういう曖昧なサイトを非難するわけではないので、ご了承を・・。

 

3.「遺伝子組み換え品種」混入程度なら仕方ない?

このように、安全は出来る限り担保されたうえで承認されている遺伝子組み替え食品ですが、たとえば一つの農家が「非組み替え食品」と「組み替え食品」を栽培している場合、この運用はどうなっているのでしょうか。

パパイヤやアルファルファなどは分別が簡単です。でも、小麦などは難しいです。
だから、小麦のように栽培地の現状として100%の分別は困難であることから、このようなルールが作られたようです。

遺伝子組換え農作物の 意図せざる混入の許容混入率

・非遺伝子組換え農産物を分別しようと最大限に努力した場合でも、その完全な分別は現実的に困難です。

・我が国では、分別生産流通管理が適切に行われている場合には、5%以下の意図せざる混入を認めています
(消費者庁:食品表示に関する共通Q&Aより)

 5%以下の混入は致し方ない、ということです。

えっ??? 5%も?!
と思うかもしれませんが、これらの遺伝子組み換え品種も基本的には安全が確認されているものです。あくまで、ね。
つまり、大豆やじゃがいも、とうもろこし等は混入したとしても安全と言われてるものが混入しているので問題ない、という訳です。

4. 遺伝子組み換え小麦も存在する

とうもろこしや大豆はわかった。
じゃあ、小麦は遺伝子組み換えされていないの?という疑問ですが、、
これについては残念な事実が明らかになりました。

小麦も、遺伝子組み換えされています。 

ここが一番のポイントです。

商用化はされていないが「遺伝子組み換え小麦」自体は確かに存在するのです。

4-1. 商用として栽培されていないが・・

まず「商用化」ってなに?という事を説明すると、

●商用化されてる=人の食料として流通する。含有比率により表示義務あり
 (例:大豆→豆腐や納豆、とうもろこし→ポップコーン、コーンフレーク)

●商用化されてない=家畜などの飼料として流通する。表示義務なし

・・・つまり、
人の口には入らないが、家畜の飼料用としてはすでに流通はしていて、私たちもすでに、「間接的に遺伝子組み換え小麦を食している」のが現状です。

家畜の飼料は農林水産省が安全性を評価していますので、これも安全が担保されているとの事ですが、前述した通り、異種の遺伝子情報が、家畜の体内や私たちの体内でアレルギーを助長する可能性を否定するものではありません。

そして一番の問題は、その未承認の遺伝子組み換え小麦が、一般商用の小麦の中に混入する可能性が十分あり、その混入比率が5%以下なら検疫を通り、私たちの口に直接入ってしまう、ということです。
↓こんな風に混入が発見されるケースもありました。

米で未認可の遺伝子組み換え小麦の育成確認
2016/7/30 7:48 日本経済新聞より 
米農務省(USDA)は29日、米国内で未認可の遺伝子組み換え小麦の生育を確認したと発表した。これまでのところ、商用に混入した形跡はなく、食べても人体に影響はないとしている。

見つかったのは除草剤に耐性を持たせた遺伝子組み換え小麦で、米西部ワシントン州の未耕作の農地に自生していた。米モンサントは今回見つかった小麦が同社が開発した形質を持つと認めた。同社は遺伝子組み換え小麦を商用化していない

米国では2013年にも米西部で未認可の遺伝子組み換え小麦が見つかり、日本や韓国が一時、米国産の軟質小麦の買い付けを差し止めるなどの影響が出た。

一番最後の文章に「 2013年、北西部で」とありますが、これはオレゴン州での自生が見つかった事件で、当時混入が疑われた小麦の在庫のリコールが大量に出たことで関係者は対応に追われたようです。
※長くなるのでここでは取り上げませんが、お時間のある方は関連記事へどうぞ!
関連記事:農林水産省/米国産小麦に係る遺伝子組換え小麦の混入の有無に関する検査結果について

農作物の種子は風で飛んで広がっていくので、これも仕方の無い事なのでしょうが、消費者からするとちょっと問題ですよね。。。

認可されていない食品が混じっているのですから、たとえ混入比率は低いとはいえ大問題です。
お腹を直ちにこわす、、という作用ではないにしろ、日常的に食していれば遺伝子レベルでの作用は未知数でしょう。
つまり、全く影響があるか、ないかも分からない。

ちなみに、「遺伝子組み替え食品」を食料とした動物実験での「発がん性」については、研究結果は見るも無惨なものです。
実験用のマウスには簡単に腫瘍ができます。

ですが、研究というのはどんなデータも引き出せるといわれており、100%真実であるとは言い切れないものの、それでも結果は結果であるといえます。

ともかく、こうした混入を発見できているのですから、日本の抜き打ち調査もあながち使えないわけではないことがわかります。

 

5. まとめ:不要な摂取をしないようアンテナを

とくにご自分やご家族がアトピーだったり、何らかのアレルギー症状に悩まされているなら、普段から原材料名を気にして買い物をしている人が多いかと思います。

「遺伝子組み換え品種」が承認されている食物については、そもそもその食物が含まれる配分や製造過程によっても表示義務があったりなかったりする。

だから、私たちは「本物を見分ける知識」を持たなければなりません

 

そもそも、他の記事でもお伝えしている通り、グルテンは、遺伝子組み換え云々の前に食物としての機能がすでにアレルギーに悪影響をもたらすものですので、そもそも摂らないに超した事はありません

それでもたまのお楽しみに食べたいときはありますよね。(>_<)

そんな時、変な事を気にしないでおやつの時間を楽しむためにも、普段のお買い物の時点で添加物やGMO食品を摂らないようにするのが一番の防御策です。

沢山の知識をつけて、日頃から自前のアンテナを立てておくのが良さそうですよ。

 

今日も長い文章にお付き合いくださり、ありがとうございました。

あなたのアトピーが1日でも早く完治されますように!